世界が丸ごと

朝起きると、少しだけいい気分。

窓からは朝の光が入り込んでいる。

 

今朝は、昨日お酒を飲んで、いつものお薬を飲まなかったから早めに起きることができた(眠気の副作用がある)

 

今日は本来なら夕方病院がある。

キャンセルしようかと思う。

お薬は、まだある。

でもいずれまた、そう遠くないうちには行かなくてはいけない。

 

すぐ近くの総合病院でも数名の感染者が出たそうだ。

自分で知る前に関東の母から聞いた。

それほどのニュースにはなっていないようだ。

怖いとき、身体の力が抜ける。

見えないものが迫りくる、というか、すでにいるの?と。

そんな感じがした、昨日のお昼休みのこと。

でも、午後も次の日の準備をした。

とても不思議だ。

経済が命よりもたいせつなんだと言われているみたいな気持ち。

私の普段の生活費は、今度の給付金とおんなじくらいだけど。

でもそれが私が日々暮らすために欠かせないお金だし、時間はお金と引き換えられているけれど、私の価値が十万円に置き換えられるわけではない。

それは何にも置き換えなくていいものだ。

だから、自分が持つべき意識ややるべきことを考える。

ガンバレガンバレ、フレーフレー。

ほんとうは、頑張りたくないんだけど。

 

今思えば、2月のあの頃も、3月のあの頃も、まるで序章だったみたいに思い返す。

みるみると日々は、私の知らない世界に入り込んでいく。

アトラクションの滝に落ちていくように、吸い込まれてゆく。

でもそれは、不思議の国のアリスみたいにたった一人の経験ではない。

一人が知らない世界に入り込んでゆくのではなくて、みんな揃って世界が丸ごと不思議な世界になってゆく。

誰も知らない毎日がここにある。

とても怖い、と私は感じる。

 

みるみると予定が変更されてゆく。

これから一週間は家にいる。

昨日、帰るときに、皆さんもどうぞお気をつけて、と言えばよかった。

心の中では思っていた。

元気でいてね。

それから、これを読んでくれた人も、世界のどこにいる人も、どうか。