ちいさな宇宙

仕事初めの日は何だかまだ身体がしゃきんとしませんでした。

身体というか気持ちかな。

なんにも悪い出来事はなかったけれど、妙に怖いような気がしたのは、長らくほとんど一人で過ごしていたせいかもしれませんね。

何が怖かったか、それは相対的な価値観です。

相対的にすべてが配置されて価値づけをされていて、競争があることです。

登校拒否に戻った気がしました。

そういった社会の構造を紐解くように見ることは好きなのです。

私はもし学校に行っていたら、スクールカーストのどのあたりにいたのだろうか、と以前思いにふけったものですが、そもそもピラミッドのどこにも所属しない無所属層だったかもしれません。

それがなしならやはり底辺。

でもそんな現実はありませんでした。

中学校と高校は私にとってはファンタジー

高校の中を見たことすらないのです。(私は高卒認定をとっています)

でも仕事となれば大丈夫です。

働かないと住むとこなくなるんで。

 

9日間、自分が出かける以外は何者も侵入させなかったものですから。

つまり、心にも。

そうすると私は宇宙のようになってしまうのです。

なんて部屋だろう、と思います。

ここに誰かが訪ねてきたら私は困ります。

例えば四畳半の部屋に大きなキャンバスをひろげて油絵を描いていたら、お客さんが来ても困ってしまうと思いますが、そんな感じ。

私の部屋は一室しかないけれど、それがアトリエなのです。

すっかりここは私一人のちいさな世界そのもの。

それも誰かに見せる前の世界なものですから。

でも私が出かけていくことはできます。

 

今は植物や動物がより自分を癒してくれそうな気がします。

先日読んでいたのは別の本ですが、初夏の描写があり、ふと梨木香歩さんの、外の世界が香ってくるような文章を思い出しました。

茂みや木陰や日の光について。

私が大切にしているものと、梨木香歩さんの本の中にあるものは、重なるところがあるのです。(二、三冊しか読んだことがないけど)

 

さて、それでも私はなんの精霊でもないのだから、今日も人々の世界の一員としてしゃきんとやってこよう。

 

昨日、帰り道に買ったかわいいイチゴの飴。

私のルビー。

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