人間ならでは

家賃を払いにいく日を決めていないというのに、大家さんはそろそろ私が来るかな?と思ってお料理を一皿とっておいてくださったらしい。それからシュークリームと、最近あっためちゃくちゃ嬉しかった出来事を話して聞かせてくれ、聞いてくれてありがとう、とにこやかに言った。大家さんとして相応しい人なんだろうな、といつも思う。

昔ここに住んでいて、それ以来人生の節目には必ず連絡をくれる、長い付き合いの人がいるらしい。私は頼るのが苦手なので、相談もあまりしたことがないけれど、人柄を見ていてそうしたくなる気持ちはわかるな、と感じる。

このアパートはアパートになって私より一つ年上だそうだ。建物は確かもうちょっと古いけれど。

お皿を持って自分の部屋に帰る。なんか昭和みたいな暮らし。

人と深い繋がりをあまり持たない私だけど、食べ物分け合うって人間の素晴らしいところだなと思う。昔シェアハウスで友達と持ち寄りご飯会をよく開いていて、そう思った。地元で経験したことがない文化だった。(田舎に帰ったからお土産ですとかはもちろんあった)無理せずそれぞれの経済力に見合ったものを持ってきて、テーブルを囲んでいた。私は住んでなかったけど、よく遊びにいった。あと前職の店で、サンデースペシャルと称して、朝ごはんにパンとチーズをもらったりとか。めちゃくちゃ忙しい予約を乗り切った夜にみんなでひゅ〜と言ってまかないのご飯食べたりとか。楽しかったな。

で、特にオチはない。私関西人じゃないし。ただの思い出話になってもうた。

さあ、今とその先に続く未来に目を向けよう。それじゃあ。