Arriving at Tokyo Terminal

品川は雨に濡れている

この時期 台風でなくてよかった

 

水族館の候補に しながわ水族館を含めていなかったことに気がついた

帰省と思えば何かもったりと重い気がするし、旅行と思えば不思議と気持ちが軽くなる

言葉のトリックは 時にとても有効

 

京都駅に着いた時 スイッチがオンに切り替わったのがわかった

本来私は旅行を楽しめるはず

しかも 一人旅を

じゃあ、あとは楽しめばいい

 

次は東京 とアナウンスが入った

 

親しみのある世界を 遠いところに置いてきた

とても地図で見るほどの距離を移動してきたとは思えないな

お互いが 同じ時間に存在しているとは思えない

でもこちらはこちらで

時間の隔たりはどこかに抜け落ちたように親しみを感じる

時間の隔たりはどこに抜け落ちたんだろう

ブラックホールに吸い込まれたのかな

 

ただ 少し異世界の空気がある

とてもよく知っているのに

すれ違う人々はこちら側に属している

私は違う

という染み付いてしまって剥がれない感覚が

時間の隔たりがあったことの 自分への証明ではないか

もう今は違うんだな

宇宙ステーションに紛れてしまったよう

宇宙人は私の方だけど

彼らの身元は すれ違っただけではわからないけれど

宇宙人はわんさか紛れているのかもしれない

 

ここは東京だ

それが東京

 

夢から帰ってきたかのように思わせておいて

数日後にまた 向こう側で同じことを思うのだからね

私が生まれた世界では 同時には二つの場所にいられない

宇宙では そういうことになっている

考えても仕方がない

 

不毛なことを考えるのはやめて

建設的に実現可能なことを考えるが

何かを叶える人のやり方に違いない

 

頭の中に

 

毎日を大切に

 

という誰でも知っていて 忘れてはならないことが

鳴り響く