並木道

朝、並木道を走ってゆく

それは決まりごと

春には淡い桜色と甘い香り

桜色がはがれたら 今度は緑色と緑色の匂い

移ろいゆくものを確かめる道

 

今は、蝉の声がシャワーのように降り注ぐ

滑り台を落ちるように

波に飲み込まれるように

パレードの真ん中をゆくように

自転車と風になって ゆく

 

 

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