音楽と言葉とまぶたの裏の世界 

Karin's Wonderlandのブログ

仕事終わりに外に出ると西日が眩しかった。

光と風が木々と木の葉を突き抜けてくる。

強風で木の葉の影がきらきらと光の中で揺らいでた。

緑と光と影とがいっぺんに空に燃え上っているような景色だった。

 

その、光と風の通り道に、枯れたツツジの群れを見た。

先週まで確かに、潔いピンク色をしていたのに。

世界は眩しく輝いていて、おなじ場所で茶色く萎んで、もうここにいないみたいだった。

 

シロツメクサもおなじ。

まだ咲いているけど、その中に丸焼けになったようなのが目立ち始めた。

また来年ここにやってくるために、一回姿を変えるのだな。

 

今年の夏至は6月の21日だか22日だか、毎年その辺だと思うけど。

その日まで私はいつもわくわくしてる。

世界が一番元気で「起きてる」って感じがする。

その後は、まあまあ下り坂ね。

でも私のお誕生日、夏なんだし、そう言わずに。

 

美しい景色だ。

と私は今日思った。

死んだツツジシロツメクサも、またやってくるんだ、と思った。

かぐや姫の物語』で、天人たちの奏でる音楽を思い出す。

ほんとうは喜びでも悲しみでもないかもしれない外の世界に見える数々のこと。

現象。

だけど、私は人間だから、色々思うの。

 

 

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